なぜ最近は母の日にブリザーブドフラワーが人気なの?その裏事情に迫る!!
母の日のブリザーブドフラワー人気が高いのには理由があるらしい?
一昔前までの母の日と言えば、赤やピンクのカーネーションの生花をプレゼントするのが主流でした。
皆さんも幼少時にはお小遣いをはたいて一輪のカーネーションをプレゼントした記憶があるのではないでしょうか?
その後はカーネーションだけではなく、様々な生花をアレンジしたブーケなどが人気でしたが、最近では生花以上にブリザーブドフラワーが大人気のようです。
母の日に贈るのであれば生花の方が良いようにも思いますが、なぜここへきて急にブリザーブドフラワーが注目されているのでしょう?
そこには、ある裏事情が隠されているようです。
1年間に1日だけの『母の日』生花のオーダーが集中した結果・・・
母の日といえば毎年5月の第2日曜日と制定されています。
ですからこの日に日本全国、津々浦々の生花店にフラワーギフトが集中するのは想像に難くありません。
母の日にお母さんにお花をプレゼントするためですから、注文が殺到するのは仕方がありませんが、アレンジメントや下処理、梱包に助っ人のアルバイトの方が駆り出される例も決して少なくはないようです。
もちろん、有資格者に指導してもらいつつ行っているはずですが、お花に慣れていない人が行う処理は甘く、時にはあまり良くないお花が混入していてもそのまま使用されるケースもあるといいます。
お花屋さんも大量のオーダーを一度に受けるわけですから、人手不足になりバイトの人の力を借りないわけにもいかず、その結果、お客様から苦情を受けるということも・・。
もちろん、ほとんどのお花屋さんではきちんとした商品を販売しています。
ですが、前もってアレンジしたり梱包することも多いために、生花の品質保持の面で不安があるのも事実。
そうであるならば、生花同様の新鮮な美しさを維持しながら、長期間の保存が可能なブリザーブドフラワーをプレゼントする方が安心なのではないかという風潮が出てきたことが、ブリザーブドフラワー人気の一因ではないかと考えられているようです。
ブリザーブドフラワーってどんなお花?
最近、よく耳にするブリザーブドフラワーですが、いったいどんなお花なのでしょう?
ブリザーブドフラワーというのは、生花や葉を特殊な液体に沈めて水分を抜いた素材のことをいいます。
生花と遜色ないほどの瑞々しい美しさが維持でき、また水やりの手間もいらないことから、最近ではイベントやインテリアなどでも使用されることも多いようです。
水分を抜いているので非常に軽いですし、保存状態が良ければ長期間その美しさを堪能できるため、プレゼント向きのフラワーギフトといえます。
短期間しか保存できない生花と違い、ある程度前から準備しておいても劣化はないので、一定したレベルのアレンジメントを維持することも可能です。
このようなメリットがあることから、最近の母の日にはブリザーブドフラワーの人気が高くなったのではないでしょうか?
長期間楽しめるブリザーブドフラワーは『長生き』の象徴?
皆さんは母の日にはどんなメッセージをお母さんに伝えたいと思いますか?
「お仕事お疲れさま」
「いつも頑張ってくれてありがとう」
「私を産んでくれてありがとう」
等のメッセージも当然あると思いますが、お母さんが高齢になってきた時などは、
『いつまでも元気でいてね。そして長生きしてね!』
という思いを伝えたいと感じている方も多いはずです。
そんなお母さんの健康や長寿を願う時にも、ブリザーブドフラワーは最適と考えられています。
生花よりもずっとずっと長い期間美しさをキープできますし、水やりの必要もないのでお年寄りの手を煩わせません。
しかも軽いので、持ち運びも便利です。
テーブルの上、玄関、寝室など、いつどこに置いても楽しむことが出来ますね。
『長期間、美しいままで楽しめる』ブリザーブドフラワーが、「いつまでも元気で」という思いにピッタリなのではないか?という解釈もあり、最近の母の日のギフトとして人気が高いのではないかという説もあるようです。
もちろん生花もOK!その際は少し早めの依頼&配達で品質キープ♪
でも中には、「お花は生花じゃなくちゃね」とお考えの方も当然いるはずです。
ですから、何が何でもブリザーブドフラワーを・・という訳ではありません。
もし、生花や生花のアレンジメントを依頼する際は、1週間前の日曜日やゴールデンウィーク中にお願いすると、高い品質のものを贈ることが出来るはずです。
母の日のフラワーギフトは少し時期をずらしても、構いません。
遅れてプレゼントするよりは前もって・・の方が良いかもしれませんね。
ぜひ、お母さんの好みなどを最大限活かす形で、母の日のフラワーギフトを考えたいものです。
2016年10月08日 土曜日