母の日と父の日の差ができる理由
見渡す限り「母の日」
5月の母の日はスーパーや百貨店、近所の花やなど見渡す限り「母の日」を押していて実感する事が出来ます。
しかし、6月の父の日はどうでしょうか?
お店での販売面積も心なしか母の日よりも縮小されている気がします。
それは一体なぜなのでしょうか?
苦労して産んでくれた母親。
産んでくれたのは母親だから
男の子も女の子も産まれてくるのは母親の体内からです。
出産は時に命がけになる事もあります。そう思うと苦労して産んでくれた母親を大事にしてしまう子供は多いのではないでしょうか。
その結果として母の日はお祝いのスケールが大きくなり、父の日との差が出来てしまいます。
父親が口うるさい
思春期になると父親とも母親とも口を利かなくなる子供も多いです。
仕事で遅く帰ってきた父親との会話がケンカや説教になる頻度が多いと、より一層話をする場を避けてしまいます。接する時間と会話の内容から「父親=口うるさい」と言う図が出来上がってしまい、話をするなら母親と。となります。
そんな時に母の日・父の日が来ると「母の日はちょっと何かしてあげてもいいかな。でも父の日は…」と言う事になってしまいます。
悲しい事に厳格な父親程「父の日」を祝ってもらう確率が下がってしまいます。
パートナーの両親に対して
結婚してパートナーが出来ればその両親もまた「父親と母親」です。
お祝いする人が父の日も母の日も2人ずつになります。
「母の日」と「父の日」はお互いを産んで育ててくれた親に感謝する日となります。
パートナーを大切に思っていればその親に対して差をつける人はいません。
例え離れていても何かしらのアクションを起こします。
親になったことで今までの大変さやその理由がわかるように
子供が産まれても父の日と母の日
自分が結婚して子供を持った事で改めて父親と母親に感謝の気持ちを持つ子供が増えています。
家に帰れば父親と母親とケンカしていた頃もあるでしょう。
でも、自分が親になったことで今までの大変さやその理由がわかるようになります。
昔は「母の日」しかちゃんとお祝いせずにいた子供も「父の日」も大事にするようになります。
例外はあります
シングルマザーやシングルファザーの家庭ではお祝いをしたくてもできません。
ですが、シングルマザーであれば母親が、シングルファザーであれば父親が子供に対して100%の愛情を持って接しているはずです。
子供もきちんと肌で感じ取っている事でしょう。
母親に対して「母の日」、父親に対して「父の日」は子供なりにできる限りの事でお祝いをしています。
★子供は両親がいてこそこの世に産まれてくることができます。
母親の方が大事と「母の日」を盛大に祝った後、質素に過ごす「父の日」はとても寂しい物です。
父・母の分け隔てなくどちらも心を込めてお祝いをしてあげてください。
2016年10月24日 月曜日