母の日に 色違いも人気のカーネーション!
その起源はアメリカに
母の日の贈り物として定番のカーネーション。
特に「母への愛」を表す赤い色のカーネーションは、「母の日」の象徴です。誰もが1度や2度はお母さんに手渡したことがあるのではないでしょうか?
「母の日」の始まりはアメリカから
そもそもなぜ、母の日にカーネーションを贈ることになったのでしょう。
歴史を紐解くと、その起源はアメリカにあるようです。
フィラデルフィアの活動家、アン・ジャービスの死後、教会で娘のアンナが亡き母を偲び、大好きだった白いカーネーションを贈った(1907年5月12)ことから、翌年の5月12日には「母の日」を祝う会が行われ、アンナが参加者たちに白いカーネーションを手渡したことが始まりです。
アンナの提案で母が生きている人は赤いカーネーションを、亡くした人には白いカーネーションを胸に付けたことから、それが日本にも伝わり、5月の第2日曜は「母の日」として赤いカーネーションを贈ることになったのだそう。
母の日のカーネーションはもう「赤」だけじゃない!? 近年人気のカラーバリエーション
ところで、そのカーネーションですが、近年ではバラの花のように、赤い色だけではなく、オレンジやブルーといったさまざまなカラーのカーネーションが人気を呼んでいるようです。
「今年もカーネーションというのはちょっと…」とお悩みの方は、ぜひ、色違いのカーネーションや鉢植えなどをプレゼントされてみてはいかがですか?
花言葉の意味も、カーネーションの色によってちょっとずつ変わります。ここでは代表的なカラーの花言葉をざっと挙げてみたいと思います。
色によって意味が異なるカーネーションの花言葉
例えば女性に人気のピンクは「女性の愛」「感謝の心」。
オレンジは「情熱」「熱愛」
黄色は「嫉妬」「軽蔑」
白色は「純粋な愛」
ブルーは「永遠の幸福」
プレゼントするなら、お母さんの好きな色で…と言いたいところですが、意味合いを考えると黄色や白は「母の日」には避けた方が良さそうですね。
近年ではこれらの色を取り混ぜた「レインボーカーネーション」なるものも登場し、サプライズギフトとして秘かに話題を呼んでいます。
「気品」「誇り」を意味する紫のカーネーションも素敵です。
お母さんに似合う色や好きな色のカーネーションで、日ごろの感謝の気持ちを届けましょう。これだけバリエーションがあると、かえって選び難いものですが、いずれも花好きのお母さんなら、大感激してくれるに違いありません。
2016年12月20日 火曜日